保育士していた学生が起業してビジネスの成功者になるまで...

保育士の働く環境、学童と児童館で教育を受けれられる環境を作るために活動。ビジョンは「子どもに人生の糧をつくる」である。ここではそんな活動の経緯と自分のアイデアをまとめていきます。

島田紳助NSC伝説の講義 を全部書き起こしたったww

みなさんは「成功」を夢見たことはありますか?

僕は、思い返せば幼少期から「成功者」に憧れを持っていました。

しかし、「成功する」には、どうしたらいいか?なんて全くわかりません。

 

今回は、そんな僕みたいに「成功」を夢見ているが、何をしたらいいかわからないあなたに、お笑いの天下を取った、話術の天才「島田紳助」が語る「成功の秘密」をご紹介しようかと思います!

 

 

これは、2007年3月12日に元お笑いタレントの島田紳助さんが大阪NSCで開催した特別講義を収めた映像です。

 

〜「成功の秘密」〜

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おはようございます

どうぞお座りください

めっちゃ緊張してんねん

こんなん25年振りやから

めっちゃ緊張してます

えっと25年前にあのNSCができた時、1回目の時に

あのこうやって1ッ回だけ授業したことがあって

僕とさんまと巨人が

別々の日に授業して

えー、テレビでも何べんも言ったことあんねんけど、

んでいた、ちょうど同じくらいの人数やな、30秒ずつネタを、やってもらって

たこ焼き食いながら顔はよう見んかったけど、

で、帰って

ほで何日かして巨人が行って、何日かたってさんまが行って

で、たまたま3人が会って

「行った行った?」「行った行った」いう話したときに

「どやった?」「1組だけやな」って言うて

「おう、一組な。一組だけいるよな」言うて

その一組がどんな奴やったって会話もせんでも

3人ともダウンタウンやって明らかに認識できたね。うん。

すべて才能やで、こんな世の中。どの仕事も。

才能っていうのは、僕、分かりやすく言うと5段階、あ、6段階

0から5まで通知表みたいにあると思うんです。

で、努力も0から5まであんのよ。

で、才能5の人間が5の努力をしたらゴゴ25で最高点の結果が出る。

だから、ひょっとしたらこの今いる君たちの中にも、

5の努力をしてへんのちゃうかと。

やったつもりでいても、すごい間違えた努力をしてんのちゃうかと。

ほな1ぐらいの努力しかしてへんかったら、ひょっとしたら才能は3,4あんねんけど、

掛けたって3,4にしかなんない。“1×3が3”3やと。

そういう結果しか出てへん子もいるかもしれんから、

あの僕らが伝えられることって、努力の方法なんですよ。

だからあの、「紳助さん、すごい努力したでしょ」って

今でも「よう努力しはりましたね。」「勉強してはりましたね。」って。

全くしてないよ。ほんまに。

嘘やなくって、まったく努力なんかしてへんし、まったくそんなんしてへん。

それね、いつもあの掛布さんと仲良いんですけど、掛布さんもね、同じこと言うのよね。

こぶうそうで寝る前毎日500回バット振ってたと。だからMr.タイガース掛布になれた。

兄さん違うんですよ、と。プロになったら毎日500回くらい全員素振りしてますよと、うん。

「それを努力と言えますかね?」「努力ちゃうよな」って。

俺もよく言われるよ、「すごい努力してるよな」って。してないっちゅうねんね。

だから、意識の問題なんですよ。

だから、意味なく500回素振りしたら、腕太くなるだけやね。

だから掛布さんと同じようにコブウウソウの上で毎日500回素振りしよる、皆。

でも、皆知ってるくらい一生懸命してる。

それな、もう筋トレやで、練習にならんの。

やっぱ意識して500回の内1回1回の自分のイメージして。

ピッチャーがおって、そのピッチャーが誰で、何球目でどう放りよんのかっていう

イメージをして、意識して1回振るのを500回繰り返してる人間と、

一生懸命スイングを早しようと思って振ってんのも筋トレにしか過ぎないんですよね。

だから、僕らの努力もそうなんですよ。だから僕も努力なんかしてないし、

どう意識をもって、どうやってやることが効率的で、努力なんかと。

ボクサーは1日3時間以上練習したらオーバーワークに何のよね。

3時間以上練習したらダメになる。

僕ね、ものすごい漫才師と似てると思う。異常な練習はだめ!もう、たくさん練習したらダメ。

それはね、すごく一見ね、自分たちがネタ合わせして上手くなったように思うのよ。

でもお、それはね上手くなったんでも、面白くなってんでも何でもないの。

単に慣れただけ。ネタに慣れんの。自分たちのね。

だから、自分たちのネタに慣れた瞬間一見上手なったように思うんやけど、

いっこもウケへんから。

だから、もうネタは必要以上の練習はしない。うん。

今やってるネタをね。今自分たちがやろうとしてるウケるネタをね。

そんなことより、もっと基本的なことはしなあかん。うん。

例えば、練習方法の一つとして、笑いっていうのはなんちゅうの?音やんか、音感やんか。

で、歌の音痴としゃべる音痴といんのよね。

僕なんか歌歌っても全然歌えへん。めっちゃ音痴やねん。

で、外れてても、今のどの音が外れたよって言われても、分からへん。ね。

だから、しゃべりも一緒やねん。

おもろい奴っていうのは、こう、キーなのよ。音なんです。

だから、「なんとかなんとか! そんでな…」っていう。

ネタ振って、ことばのニュアンス、トーンも落とすし、音を変えるじゃない。

だから、音の変えた時に、音を探すのよ、下手なもんは。うん。

でもめっちゃおもろい奴っていうのは天性の物で、音がブレへん。

そこへピタッって行きよんねん。だから一発でおもろい。笑いになる。

だから、そういうことを身に付ける前に、まず何が必要やねん、音楽やったら。

基本的なリズムよね。基本的なリズムからや。

だからみんな稽古場で、あのー、公園でやったりしてるやんか。

漫才の練習稽古場でやったりとか。

本間はああいう場所では、そういうとこでもしなあかんネタもあんねんけども。

基本的な、もっと1番しなあかんのは歩きながらしなあかんよ。2人で。

ちっちゃい声でいいから。歩くの。歩くとね、こう、歩きながらネタ合わせするでしょ。

人間ちゅうのはね、ゆっくり歩くとね、ゆっくりしゃべるのよ。

んで、早くすると早口になる。

分かるでしょ、経験あるやんか。うん。

こうやってだんだん早くしていくとしゃべるテンポも上がんのよ。

こう歩いてるリズムがこう、しゃべるリズムになんのよ。

だから、相方、コンビで歩きながら自分たちの、基本的な基本ベース、

おんなじテンポで漫才したらあかんねんから、基本ベースになるリズムを

例えば、僕とB君が誰かとコンビ組んだ。

おれとお前の基本ベースのテンポはどれやねん?っていうのをまず探そうと。うん。

これを俺たちの、

だから音楽でいうたら4ビートでやんのか、8ビートでやんのかっていうのは

一番大切なことやから、自分たちの音楽はなんやって。クラシックなんかっていう。

それは、一番原点はそこよ。だからコンビ組んで、

まず、おもろいネタをやる必要ない。ネタっぽい話をテンポでやんのに、歩きながらする。

で、歩いて自分たちのリズム決める。

このリズムを自分たちの体の中に入るまで、やり続けるのよ。うん。

もうそれがまず基本。で、その基本を

各コンビ違うよ、各コンビのリズムはちゃう。

そのリズムが自便たちの体に入って、それが染みついたときに初めて、次よ。うん。

どうやっておもろくしていくんねや。

 

いかがでしたでしょうか?

僕はこれをみて、保育士になろう、保育士として成功しよう!って思ったんです。

 

 

では、続いて、「戦略の重要性」について。

これも起業にとても似ていると思います。紳助さんはお笑いで成功するために教科書を作る必要がある、でもそんな教科書はないから自分で作ったそうです。

その一部をここでは紹介します。

 

自分に出来る”X”と、最近の流行”Y”を見つけろ

それがわからない人が多すぎる!

これは、この講義の中での名言です。

 

では、これを踏まえてごらんください!

 

〜戦略の重要性〜

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自分たちが誰を笑わす。どの世代、どういう漫才するんやっていうのが一番初めに必要。

じゃあ、どういう漫才作んねやって、考えた時に、あの、出来へんもんは出来へんのよ。

皆こういるやんか。全員ちゃうねん。こう、笑いのパターン、才能も、おもろいと思うものが。

だから、さっきも言うたみたいに、分析をしたらいろんな笑いがあることが分かる。

いろんなオチのパターンがある。自分が面白いって思えて、

面白いって思う中にも2つあるよな、面白いけど、出来へんよ。と、これ俺と一緒や。

ね。俺と一緒やって思ったオチのパターンしゃべりのパターンが一番近いのよ。ね。

でも、その人はおるやんか。ほな、勝てへんやんか。

だから、そんなんをいくつか探すのよ。そのパターンを。

一人のタレント、漫才師だけ違うて。

ほんでそれをいくつか探す。ね。そして、それが、自分にできることよ、

出来へんことアカンねんで。

見ておもろいな思って、あんなん出来へんな思ったらアカンねんで。

これ出来ると。俺と同じや。俺が友達笑わしてる時のパターンや。

俺が笑わしてる時の普段のしゅべりこれやで。っていう自分に一番近いと思う笑いの形の奴を見つけるのよ。オチのパターンを。

ほんで、もう一個は勉強や。ね。今から俺らがやってた20、30年前の漫才ブームがあった。

あのころから全然残ってるわけよ。もっと前からあるわ。40年前の物でも、レコードとか残ってるやんか。その時に売れてた人、売れてた人、ずっと、40年間で、誰か満載し売れてんねやから、それずっっと全部聞け。で、聞くだけ違うて、

どう変わってきたんか、何が違うんや、おんなじなんか。それを徹底的に調べるのよ。ね。

それがいつも言うxという、自分の戦力、自分に何ができるか。オチの中のどんな笑いが出来んのかっていうのを自分で、まず、必死で探す。

ほんで、y。ね。これは世の中の笑いの流れ、笑いはいつも変化してる、時代によって。

変わっていくのよ。これを勉強すんのよ。

だから、このxとyが分かったら、そこで初めて悩むのよ。

俺は何しよって、どうしたらええんやろ、どうしたら売れんねやろ、どんな笑いを作ろうって、

初めて考えなあかん。

でも、まあ俺もたくさん仲間いたりしたけど、いっぱい見てきたけど、

このxも分からんと、yも分からんと、悩んでる人ばっかりやわ。ほんまに、先輩も後輩も。

「紳助さん、新しい笑いやりたいんですよ。どうしたらいいですかね?」

バカか思うのよね。

先輩でも「どうしたらいいんや紳助?」「無理ですよ」

もう説明してもしゃあない「無理ですよ」

僕だって答え出ません。僕はあなたじゃないから。

僕があなたに代わって、1年間一生懸命やったら、答え出えへんかもしれんけど、公式は作れる。でも僕はあなたやないから、少なくともこのxは分からへん。

あなたに何ができるか。

Yは、今知らんよ、今漫才してへんから。今俺が半年間時間くれたらyを出せって言われたら、

半年くらいかかるかもしれんけど、出せると思う。

笑いっていうのはどう変化してきたか。

これから、その、5年後、10年後、どんな笑いに変わってくんだ、っていうのは

俺が今から勉強したらこっちは出ると思うのよ。うん。

でもこっちは本人しか分からんことよね。うん。

だからこの公式をね、自分たちで作らなアカンねんって。

たぶん自分らこうやってM-1二回戦で落ちたりしてるやんか。

これ何にも分からんと漫才してると思うのよね。

ただ単に「おもろいこと考えよ」「ネタ合わせしよ」「なんか新しいことしようぜ」「よそがやってへんことしようぜ」ってな。で、そういうのは絶対無理。

ほんでね、たまにたまたまそれができることがある!たまたま。

でも、絶対潰れんねん。なんでか言うたら、公式がない答えやねん。

学校の勉強と一緒やんか。たまたま書いた数字が会うことあるやん。

それで売れたんと同じで、そこにはなんも自分の根拠がないわけ。

何の根拠もないのに、売れた奴なんか、常に世の中さっき言うたように、yは動くねんから。

動いてyについてけへんわけやんか。たまたま、合うた答えやから。

だから、芸能界でおるやんか、お笑いの世界で一発やって。ね。

まさにそれやねん。何で一発で終わるの売れた奴が。うん。

何故売れたか分からないし、たまたまやねん、たまたま、前からやってきてん、おんなじことを。で、たまたま時代は変化したんよ。

だから、一発屋のほうがインパクトあんのよ。さっきのように、yというのが、動くでしょ。

世の中の笑いの変化やから。

この変化からおんなじことしてきたやつはここで、バッチャーン当たってまうねん。

ガッツーン出会い頭に起こった事故やから、きついわけよ。

きついから、インパクト、あるからボーン売れる。

でも必ず、すぐ2,3年したら、潰れるよな。ほなもう自分で修正いかんわけよ。

でも、長くやってる人は、もうこれは俺だけちゃうよ、俺はこう、今日言葉で説明してるけど、

皆言葉で説明しはらへんよ。さんまだってみな一緒。

頭の中入ってることは一緒やで。世の中に合わしてんねん。自分を。うん。

だから、大事故にならへんよ、なかなか。接触事故ばっかりよ。うん。

世の中の動きに。ね。

だから、さんまだって今若手を見て、若い人たちを見て

「脅威を感じることありますか?」って。うん。

さんまと2人でしゃべったけど、全くないねん、ほんまに。うん。全くない。うん。

何でか言うたら、アホちゃうこいつらって思うねんな。うん。

なんか、練習してる子見て、何練習してんねんこいつらって。うん。

俺が見たらなんかほんま、なんかずっと筋トレしてるやつにしか見えへんのよ。うん。

それ無駄!うん。

あのオリンピックの体操選手の体ってすごいよ。体脂肪4%やってこないだ会うたら。

水の中入ったら溺れるよ、たぶん。うん、ね。

でもあの体操選手、日本代表の奴らは野球のボールが投げれへんのよ。

何でやいうたら、ボール投げれる筋肉がどこにもついてへんのよ。

体操だけの筋肉がついてんのよ。

だから我々お笑いタレントも、そうならなアカンのよ。

いらんねん。いらん練習はいらんねん。うん。

だからさっきも言うた、それと今の公式は絶対的のもんや。

でこれは、今しゃべってもどれだけ理解できるか分からへんし。

今中で何人がxを分かり、何人がyを正しく分析するかって。

たぶん全員は無理やと思うで。

今日しゃべった中でこのビデオ見た人の中で、何人かがわかると思うのよ。

ほんで、たぶん今世に出てる売れてる人たちは、俺が今しゃべっているのを見て、

たぶん俺に向かって「言うな」と。

「お前何で言うねん。秘密にしとかんか」思ってる思うねん。

でみんな何でか言うたら、心の中でそんなもんは、当たり前にあるのよね。

売れてる人たちっていうのは。皆そうして来てるのよ。いちいち喋らんだけで。

だからそx+y。そして自分がどういう形のもの作るか言うのを必ず、あの、まずやる!

 

 

これも素晴らしい話ですよね!

ペルソナ、誰をターゲットにしているのか?そのための笑いはどんなのか?をとことん考えたそうです。

 

では、「笑いの教科書」についてです。

紳助さんは、お笑いを勉強するために教科書を作ったそうです。

紳助さんは一体どんな勉強をして、お笑いの頂点に上り詰めることができたのでしょうか?

今回ある中で紹介したビデオの名言は以下です。

真っ直ぐでストライクとろうと思ってないね。

もう、後の8割7割のフォークボールをきれ良く見せるための真っ直ぐ。

お客さんの目をくらますための真っ直ぐやと。

 では、是非ごらんください。

 

〜笑いの教科書を作ろうと思った〜

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漫才っていうのは教科書がないわけやんか。

だから、俺は18でこの世界入って時にまず自分で教科書を作ろうと思った。

教科書がないもの勉強出来へんやないかと。

僕がやったんは、あのーコンビを組んでね、

いま収録とかするけど、僕らの時はテープ。テープしかないから。

んで、自分がおもろいと思う漫才師いるやんか、

自分がおもろいっていう漫才師が自分の感覚に一番近いのよ。うん。

ほんで、それを、(あのノートとらんでええで。メモらんほうがいいよ、うん。)

あの、それをテープで撮る。な。テレビでも撮れるやん、今録画でもできるやん。

それをな、あの、何べん見ても一緒やねん。

紙に書くの。すっごい邪魔やけど、邪魔くさいけど。

ずっっと一個ずつ止めては止めては全部紙に書くの。AとBの漫才を、ずっっと紙に書くの。

ほんでね、ほんで、こっちにおもろい漫才、これおもろいって思うやん。

そういうそういう奴らを何組か。ものすごい時間かかるよ。

それを暇だからできるやんか、それをずっっと紙に書くの。ね。

それをずっっと見ていっつも寝る前考えるねん。どう違うねんって。

だからそうやって、例えば、おもろいと思う漫才は何でか知らんけど、

ウケんねやしおもろいんやから、それをバラバラに分析してく。

ほんで、書くことによって、すぐ見て分からへんよ。でも、いっぱい違いが出てくんの。

どう違うねん。例えば、オチに入った時の文字数が急に少なくなったりとか、

例えば、僕がやって時は昔、えらい師匠の方々がおられて、上手い名人と言われる人たちが。

で、名人と言われる人と、僕が面白いと思った漫才師の人たちを分析する。

すると、1分間の中の間あるでしょ。

書き出す時に、1分経過、2分経過って分けていくねんけど。

すると、1分間の中の間の数が違うのよ。僕がやった時は違ったわけよ。ね。

そらそうやよね。10年やってる人より20年やってる人のほうが上手いに決まってるよね。

だからね、間が細かいの。うん。

ほな1分間に例えば、上手い漫才師の人が20個の間があったとしようよ。ね。

ほんで俺たちが20個の間を作ったら、そらやっぱり時間かかるよ、上手なるまでに。

でも、俺たち漫才師になろうと思ってる人間ですら、

1分間に何回ずつしゃべってるかなんて数えたことがないのよ。

だから、見てる人なんかそんなん気にしてないのよ。

おもろいか、おもろないかだけなんよ。

で、面白いか面白くないかだけしか見てへんのよお客さんは。

だったら下手でもおもろかったらいいわけよ。ね。

上手いなんて思われる必要ない。

だから、僕たちが、例えば、僕らの時代27、8年前やけど、

B&B、ツービート、紳助龍介と、あの3組はおんなじことしてた。

1分間の中の間が少ない。ほな、上手い人は20個ある。

ほんで、俺らは8個しかない。だから、どう考えたって、8個のほうが失敗する率が少ないよね。うん。

ほんで一人の人間が圧倒的にしゃべることによって、リズムが、リズムが作りやすい。

だから、技術的に言うたら、決して上手い漫才ではない。まあ、下手くそな漫才。うん。

でもお客さんは分かんない。で、今あのー、千里さん、海原千里さん当時の。

同い年やけど、高校生からスターやってね。

全然よその会社やってんけど、やっぱおんなじように僕はテープ撮りに行ったんですよ。うん。

黙って、劇場やから怒られるから。テープ忍ばして、一番前座って、漫才撮って。

で、2本くらい漫才撮って、家帰っておんなじように分析すんのよ。

で、分析して初めて見えることがあんのよね。

なんで高校生やのに、こんなおもろいねん。

高校生やのに、なんでこんな千里万里こんなスターやねんと。

お客さん爆笑やと、俺が見ててもおもろい思う。

何でやねん思って分析したら、ネタの8割がおんなじパターンなのよね。うん。

あのオチのパターン、オチっていろんな種類のオチがあるやんか。

そのオチのパターンが8割一緒やねん。で僕はその千里万里さんの分析して、なるほどと。

こんなことをさっきも言うたように漫才師なろうと思ってる俺も気づかへんってことは

金払ってみてる客なんて気づいてへんわけやんか。プロちゃうんやから。

パターンおおいで、おんなじ球多いで。

野球でいうたら、もう8割フォークボールなのよ。千里万里さんの漫才、当時ね。

で、2割が、真っ直ぐなんよ。でも、真っ直ぐがすごいか言うたら、そんなすごないのよ。

でも、さすがに全部フォーク投げたら、客も感じるし、飽きるよね。

だから、あえて2割3割という自分にとって素晴らしい球ではないねんけど、

それをちりばめるわけなのよね。で、真っ直ぐ投げることによってフォークが新しく見える。

野球と一緒やね、フォークばっかり投げてたらどんなフォーク投げてもやがて打たれてしまう。

でも、すごいフォーク投げるピッチャーだって、たまにストライク、真っ直ぐ投げてくる。

だから、その千里万里さんの漫才で言うと、真っ直ぐでストライクとろうと思ってないね。

もう、後の8割7割のフォークボールをきれ良く見せるための真っ直ぐ。

お客さんの目をくらますための真っ直ぐやと。

で、そういうことをね、初めコンビ組む前に1人でずっと勉強してたんですよ

 

〜相方と戦略〜 

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僕なかなか、コンビ組まなかったんですよ。

で、なんでか言うたら、友達とコンビ組むんちゃうと、仲良い奴と組むんちゃうと、

何をしたら売れんねやと。どうしたら世に出れんねやと。

ほな、自分でこの形の漫才を作ろうっていうのを、まず自分の中で考えたんです。

で、このかたちの漫才の奴は絶対売れると。

で、これに、失礼やけど必要な相方を探そうと思った。うん。

ほんで、一番初めに見つけた相方先輩やったんですけど、「組んでくれ」言うから

組んだんですよ。そしたら全然ダメやったんですよ。

でもう、やめたいですってもう、やめさせてくれへんかったから嘘ついてね。

アメリカ1年行く言うて嘘ついて、ほんでま、逃げたんですけどね。

ほんで、2人目見つけた子とコンビ組んだんですよ。

南波花月で進行してたこと。ほんで、練習をね、3週間したんですよ。

ほな、もう逃亡してね。ちょっ、もうほんまに「ああ逃げよるな」って思ったけどね。

その、もう稽古言うてもみんなと違う稽古、まあ僕だけだけど違う稽古しててね。

もうおんなじ所だけを繰り返して、

「違う、もう一回、いや違う、あ、音外れてる」みたいなさっき言うたように、

自分がやろうとしてるのがハッキリあるから「これをするんや」っていうのがあったから。

で、3週間経ったら逃亡して。

で、また3週間後くらい現れて「やめます」言うからしゃあないな思って。

ほんで「誰か根性あるやついるな」思って探してて。

竜介と、竜介をさんまが「南波花月に根性あるやつおるで。どうや」言うから

「ほな、会うて見るわ」で、竜と会うて、で3月ごろに会うてね、

ほんで京都が実家であいつ宮古島やったんですけど。

で、もう、週あいつが暇なとき2日くらい、2、3日京都に来てもうて、夜。

家泊まって、で、漫才の稽古一切せえへんのね。

僕が、持ってるこの漫才の教科書を、あいつにこう授業するわけ。うん。

あの、今からは何が売れるのか。どうやれば売れるのか。だから俺はこうしたい。

これを作るんやと。だからこれに半年間付き合ってくれと。で、半年たって結果出えへんかったら、俺が間違うてるから、教科書が見違ってるもんは、どうしようもないと。半年付き合ってくれと。

ほんで、今俺らの求めていることは出来なくてもいいと。

出来なくてもいいけども、俺が何をしようとしてることだけ理解はしてくれと。うん。

だからね、7月15日が初舞台でね、7月、6月いっぱいくらいまで、もう稽古せんと

その漫才理論みたいな、何をするかっていうこと。例えば、衣装のことから。

こんなことずっと教えて、ほんで、一発目のネタをやりますと、で、ネタ合わせしますと。

で、これは今竜介に教えた漫才では全くないですと。うん。

めちゃめちゃベタな漫才してん。ものすごいベタな、もう自分でも恥ずかしなるような。うん。

でも、まずこれをしてみたいと。うん。これをしようと。

うんで、それをしばらくして、自分の中で、こういろんなものが慣れてお客さんがちゃんと、

見れるようになってきたら、次へ行こうって、次の段階へね。

ほんで、さっきも話しスタッフとしててんけど、

9月にNHK漫才コンクールって、今でもあるよね。あれの予選があって、

ほんで、会社行って、出してください言うたら、会社の当時のお偉いさんが

「何を言ってるんだ、無理や」と「来年にしとけ」と。

「お前まだコンビ組んで舞台出て2か月やないか、お前」と。「そら、あかんよ」言われて、

で、さっき言ったみたいに、生意気やったから

「何言うてはりますの」と、

「世界チャンピオンになる人間は、ストリートファイトで勝つもんですよ」と

「確かにボクシングはまだ1か月しかしてへん」と、

「でも俺は世界チャンピオンになるんやから、こんな新人相手では漫才知らんけど絶対勝てますよ」って言うてん。

ほな「勝手にせい」言われて、んで出てほんで予選8組残んのよね、で残って。

それで俺も当然やと思ってるから、「当たり前やんけ」と。

こんな、ま、先輩ばっかやったんけど、

「こんなカス相手に俺は負けるわけないやんけ」と思って。

で、8組が漫才して、で、こう控室行って、向うが会場でね。

呼ばれんのよ3位から優秀努力賞かなんかから。で、一番いいのが最優秀賞いうてね。

ほんで、こう待ってて「俺やろな」思ってたら、一番初めに名前呼ばれて、

いわゆる3番目?で、なんか、もう頭真っ白になって、なんか負けた悔しさと、

で、表彰式で花束貰ったのをこう投げつけてね、うん。

で、NHKの人に「お前ら間違うてる」言うて。

まあ、それ以来大阪NHKから29年、30年か仕事はないんよね。

そん時に優勝しはったんが児玉さんやったんですよ。

僕より大分先輩なんですよ、児玉さんがね。

当時は違うコンビやったんやけど児玉さんが優勝しはったんですよ。

で、児玉さんこう、苦節何年でしたから、児玉さん横でこう感動して、

インタビュー受けて泣いてはるんですよ。

その泣いてる先輩に「ボケ!こら!」って言うてね、私がね、ほんとにね。

「何ないてんねん、アホ!」ちゅうてね。「泣くな!アホ!」って言うてね。

えー、で司会者の人に

「お前らが、児玉さん、響さんが一番思うんやったらそれでええ。俺は、俺が一番であること証明したるわ」言うてね。すっごい失礼なこと言うたんですよ。

で、やっとね2年くらい前に児玉さんにそれ謝ったんですよね。(笑い)

「申し訳なかった」と。「後輩として、あるまじき態度をとった」って。

でも、やっぱあの人も違うのよね、怒らんかったもんね、あの人も。

普通やったら怒るやん先輩やから。全然怒らんかったもんね。

あの、「すごいなこいつ」って思ったって。

「すごい自身持ってんなこいつ」って「へー、こいつ怖いな」って思ったって。

ほんで児玉さんいわく、思い出がいっぱいあってね。

それから、バッって大阪で結構、すぐ売れだしたんですけど。

それでも新人やから、吉本は圧倒的に強い、立場が。

で、俺らゴミみたいなもんや。

せやのに、俺仕事すっぽかすねん、よくね。行かへんのよ。

で、児玉さんが、「恐ろしい奴や」と思ったと。

でも皆はね、会社の人は怒るよ、行かへんから。

で、やんちゃで、生意気で、不良で、すっぽかしてると思ってるのよ。

で、俺もそんなキャラしててんけど。

でも実際は違うのよ。あの、勝てないから行かない。

なんか勝てない現場には行かないみたいな。うん。

ここ行って、今自分がいい出来やない。いいネタが出来てない。

こんな自分の中の中途半端な出来の漫才で、

誰かみんなと戦って、対戦して負けるくらいやったら、行かんほうがましやと思うのよね、俺。

で、行かへんかったら勝ったか負けたか分からへんやないかと。引き分けやと。

でも行ったら負けが判明すると。それはどうするべきか、言うたら、行かないべきやと。

でも、めちゃめちゃ怒られると。怒らはったらええと。

だからいっつもそういうことをね、あの自分の中ではちゃんと論理はあったんやけど、

まあ周りから見たら単なる生意気な奴に見えてね。

あの、吉本の人が全員賢ないから、まあ9割の人が漫才よう分ってへんからね。うん。

だって、劇場の当時の支配人も分かってへんかった。よう怒られてたもん俺ら。

10日間の出番で1日2回、日曜日は1回やったとしても、21回。

21回の舞台の中で真剣にするのは、俺3回くらいなんですよ。うん。あと、しない。うん。

だって、朝のおばあの客相手やったら無駄やん。うん。

無駄やって思うから、俺らの漫才おばあちゃ分かるわけないのに、やってもしゃあないわと。

向うも嫌がってたから早よ辞めたろって思っていっつも2分くらいで降りて、

ババちびるくらい怒られてね。うん。

どうせ聞いたらへんねやから、自分が耳と悪いわ思うから

わざとちっちゃい声でやったりとか。

うん、でもそのなんかそういう何でそんなことしたんかいうたら、ものすごいイカンことやで、

イカンことやねんけども、竜介とコンビ組んだときに、俺たちのターゲットは20~35の男やと。

で、この35歳の男、ここをターゲットに漫才すんのやと、だから今は細分化されてんけど、

僕らの時ってね、違うのよね。

あの、「子供からおじいちゃんおばあちゃんまで笑わさなあかん」というのが漫才の定義やって、

そういう教育を受けてきたのよ。ほんとにそういう教育やったから。

だからそんな中で、俺一人が「違うんや」と。あの、細分化されると。

当時やったら君ら知らんけどキャンディーズとかね、谷村新司さんとか、アリスとかいたわけや。で、音楽と一緒になると。

例えば、アリスが、レコードいっぱい売れるけど、

そんなたくさんに支持されてるか言うたら、ちゃう。

一部に支持されてると。だから笑いというのは変わってくるんやと。

だから我々は一部に強く支持される、あの、漫才しようと。

だから20~35歳の男の大学生、それなんでか言うたら、

自分に近い奴を笑わすことが一番簡単やから。うん。

で、まあ話、余談になるけど、売れだすと、劇場に女の子キャーキャー来よんねん。

で、これが邪魔やねんな。こいつらが俺たちをダメにしていくから。

あの、いっつも相方に言うてたけど、この、こいつらはキャーキャー言うてくれて

俺たちを追いかけてくれて、人気のあるような感じを作ってくれてると。

で、こいつらを俺らにとって、すっご必要や、すっごい必要やねんけど、

めちゃめちゃ邪魔やと、で、こいつらが俺らをダメにしよると。

なんでか言うたら、こいつらを笑わすことが、簡単やから、

こいつらを笑わしにかかってまう。

で、こいつらを笑わしにかかった瞬間に俺たちはすべて終わってしまうと。

だから、テレビでも、カメラの奥で、コタツで見てる兄ちゃんがおもろいと思ってくれる

感覚でやる。いっつもそこに客はいない。向うにいんねやと。

だから、今でも劇場あるやんか。吉本のちっちゃい劇場、女の子来るやん。もうついてる。

あの子らを笑わしてたら、絶対アカンよ、ほんま。うん。

女の子はあの女の子笑わしたらええけど、

男はああいう女の子を笑わしてたら、もう絶対無理。うん。

あいつらは笑えば笑うほど、一番後ろで見てる俺たちが一番笑わしたい人たちが、

何やってるんこいつらと。うん。

「これはお前学園祭でやっとけよ、お前ら。もっと身内だけ集まってやっとけよ」いう

状況に何のよ。

 

〜成功者を真似る〜

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僕は世に出るためにいっぱいコピーしました。原型はB&Bの洋七さんです。はい。

洋七さんをパクりました。でも、周りは気が付きませんでした。

洋七さん気づいて怒ってました。「パクるな」言うて、俺にね。

「パクるな!」って言われて。

で、俺が言うたん「いや、ネタパクってませんやん。システムをパクったんですやん」と。

で、なんでパクったか言うたら、洋七さんカメラに向かって言うたら怒るか分からへんけど、

「絶対勝てる」と思ったんよ。

おれはあの、B&Bの洋七さん見てこの世界入ってん。

この、あの人すごいと思ったん、俺。もう、今でも思ってんねんけど、すごいんよ。

「すげー、この人」と思ってん。ほんで、この人倒すために、あの、「俺、入ろう!」

思って、大学やめてここ来たん。

で、どこ行っていいか分からへんから、洋七さんの師匠調べて、おんなじ師匠のとこにゅうもんしてん。ほんで、俺がいつか努力して、頑張って走ったら戦えるんちゃうか思って、やったんよ。ほんで、もう弟子離れてから、ずっと一緒について歩いててん。

いっつも一緒に追ってん。「パクったろ」思って。

「どうしてんねやろ」って。どういうメカニズムや、パクったろって。うん。

ほんで、なんで勝てると思ったか言うたら、変な言い方やけど、こんなん怒られるけど、

欠点があんねん、あの人には。うん。ものすごい欠点があんねん、B&Bには。

それを俺は、20歳くらいの時に、変な言い方やけど、見抜いててん。

だから、「勝てる」って。

めっちゃおもろい、あの人、センス、才能。もう、すごいよ、あの人は。

でも、残念ながら、ネタ、B&Bのネタ、今NGKでやってもウケるやんか。な。

あれ、25年、30年前からやってんねんで、あれ。

あんなんウケるのおかしいねんで、普通。な。

なんで、あんなウケんねや言うたら、ネタがおもろいねん。な。

ネタがおもろいねん。洋七さんがおもろいと思えへんねん。

これが欠点やねん。ネタがすごいねん、昔から。ネタがおもろい。うん。

でも、こいつがおもろいなって思われな、なかなかきついよ。

何でか言うたら、シンガーと一緒で、10年歌ってもな。ええ曲に出会うなんてのは、

2曲ぐらいやろ。我々漫才師も、いいネタに出会うなんて、何年かに1回やで。

絶えずええネタが出来たらええけど。

違うんや、やっぱ本人がおもろいと思われなあかんねん。ね。

だから洋七さんってね、ほんまにね類を見ない才能と漫才に対してね、めっちゃ知ってる。

あの人は。あの人よう知ってるで。「すごいな」思うもん、ほんま。

昔ね、5年くらい前の朝日放送でね、昔の漫才ブームのメンバーが集まって、

で、同窓会までして、ボンチさんが何年かぶりにコンビで漫才して、B&Bもして。

ほんで竜介もおってね、ほんだら他の人が

「お前、紳竜もおんねんから、紳竜もやったらええねや」ってこう、

なんかツッコミみたいに言うてん、ワーッと。トークの中で。うん。

ほんだら、洋七さんが

「アホ!出来るかい、こいつら1年かかるわ。細か、細かいのに」って言うたん。うん。

僕その瞬間、「こいつやるな」っていうね、よう分ってるよなって。うん。

竜介とやってた漫才って一見なんかアドリブるそうやねんけど、一切アドリブじゃないのよね。

もう、細かいちいちゃなとこまで、ちゃんとやってるのよ。もうて・に・を・はまで、

「違う、もういっぺん、違う、もういっぺん」って、そうやってネタ合わせというより、言葉選びやねん。で、終わってから「違う違う、あれ“が”を“て”に変えて」って。

「あっ、ちゃうな、ちゃうわ」ってそんなことやってん、ずっと。うん。

ほんで、洋七さん俺らの稽古してんの見たこともないねんで。

でも、あのおっさんはな、侍やで、分かりよる。

どんなことにこだわって、どんな細かいことやってるちゅうのが。うん。

そやから、「アホか、お前。俺らみたいに雑な漫才違うのに出来るか。1年かかるわ、お前。

細か、細かいのに」って言うた瞬間に、「あ、この人はやっぱすごいな」と。

僕正直言うて、この世界で漫才師で今でも尊敬してんのはB&Bの洋七さん。

あの人に漫才教えてもらうのが一番ええで、ほんま。

あの人が一番漫才よう分ってるわ。カウス師匠もよう見てるわ。

でも、カウス師匠みたいになれへんもん。うん。

カウスボタン師匠ってやっぱ、40年やで、やっぱ好きやねん、やっぱね。

すごいわ。漫才一筋。ただ、言えんのは今テレビ出てるけど漫才師と漫才一本で頑張ってる

巨人阪神さんや、カウスボタン師匠とかいるやんか、な。

でもほんまは一緒やねんで。カウスボタン師匠も巨人阪神も組んだときからおもろかってん。

うん。コンビ組んで1年目からおもろかってん。5年たって上手なったんちゃうよ。うん。

初めっから上手かってん。

 

以上です。

紳助さんの話術は、起業家、プレゼンターなど活かせる場面は多々あります。

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